利根川特別 調教分析 2026
── 前日坂路×1週前追い×当週追い×WHGR ──
2026年4月19日(日) 中山8R ダート1800m 12頭立て 13:50発走 2勝クラス
1. 前日坂路 ── 12頭中2頭が実施
中山8R利根川特別はダート1800mの2勝クラス。12頭中、美浦所属で前日坂路を入れたのは2頭のみと極めて少ない。栗東所属の3・8・12番は中山への遠征のため前日坂路なしは当然で減点対象外。それ以外の美浦所属7頭のうち、前日坂路を入れたのは1・11番の2頭だけで、厩舎の仕上げ意欲は全体として低調な印象。
前日坂路実施馬(4/18金曜・美浦)
| 順位 | 馬番 | 馬名 | 4F | 1F | ラップ | 騎手 | WHGR |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 11 | エーオーキング | 13.3 | 13.3 | 減速 | 西村淳也 | +20 ◎ |
| 2位 | 1 | パースウェイド | 16.8 | 16.8 | 減速 | ルメール | −40 ・ |
前日坂路2頭はともに減速ラップで「ならし」の色が強い。11番エーオーキングは当週坂路が余裕残し+2.9秒のため本来B+止まり。1番パースウェイドはウッドのタイム(W3F:47.7)が明らかに重め残りで仕上がりに疑問符。
2. 1週前 vs 当週 ── 完成度比較
維持型★★★(理想的な仕上がり):
2番 ピコシー ── ウッド主体で当週も安定。W3F:37.9/1F:12.1。WHGR+60◎
10番 リラゲイル ── W3F:37.2/1F:11.9で安定。WHGR+60◎
9番 サノノワンダー ── W3F:36.7/1F:11.5と末脚数値は上位。WHGR−40・
3番 ケイアイアルタイル ── W3F:37.9/1F:11.5。栗東遠征・前日坂路なしは当然
12番 ドゥラエテルノ ── 坂路維持型★★★。栗東遠征・武豊。ウッドデータなし
ウッド重視型(坂路なし・ウッドのみ):
4番 ドゥマーヴェリック ── W3F:38.5/1F:11.7。坂路データなし。WHGR+160◎(本レース最高値タイ)
7番 ロードブレイズ ── W3F:39.9/1F:12.0。坂路データなし。WHGR+160◎(本レース最高値タイ)
6番 タイヨウフレア ── W3F:37.1/1F:11.2(全馬最速)。坂路データなし。WHGR−80・
余裕残し型(B+止まり):
11番 エーオーキング ── 坂路+2.9秒の余裕残し。改善ルールによりB+止まり。前日坂路実施も減速ラップ
3. 総合評価
| 馬番 | 馬名 | 前日坂路 | 仕上げ | WHGR | 騎手 | 総合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ピコシー | なし | 維持型★★★ W3F:37.9/1F:12.1 |
+60 ◎ | 岩田康誠 | A |
| 10 | リラゲイル | なし | 維持型★★★ W3F:37.2/1F:11.9 |
+60 ◎ | 荻野極 | A |
| 4 | ドゥマーヴェリック | なし | ウッドのみ W3F:38.5/1F:11.7 |
+160 ◎ | 坂井瑠星 | B+(WHGR上位・坂路なし) |
| 9 | サノノワンダー | なし | 維持型★★★ W3F:36.7/1F:11.5 |
−40 ・ | 戸崎圭太 | B+(調教◎・末脚上位) |
| 3 | ケイアイアルタイル | 遠征 | 維持型★★★ W3F:37.9/1F:11.5 |
±0 ・ | 松山弘平 | B+(調教◎・遠征) |
| 6 | タイヨウフレア | なし | ウッドのみ W1F:11.2★全馬最速 |
−80 ・ | 佐々木大 | B+(末脚最速・WHGR✗) |
| 12 | ドゥラエテルノ | 遠征 | 維持型★★★ ウッドデータなし |
+20 ◎ | 武豊 | B+(坂路◎・遠征) |
| 11 | エーオーキング | ○ 13.3s減速 | 余裕残し+2.9秒 | +20 ◎ | 西村淳也 | B+(余裕残し→昇格禁止) |
| 7 | ロードブレイズ | なし | ウッドのみ W3F:39.9/1F:12.0 |
+160 ◎ | 横山和生 | B(WHGR上位・末脚鈍い) |
| 1 | パースウェイド | ○ 16.8s減速 | 維持型★★★ W3F:47.7/1F:14.9 |
−40 ・ | ルメール | B(W3F:47.7は重め残り) |
結論 ── 本レースの扱い
本レースは全馬のWHGR合算が★★(+200以上)に到達せず、AA・A本命の条件が成立しない。最上位の2番ピコシー・10番リラゲイルでも+60◎止まりで、三軸の柱となるWHGR指標が不足している。
調教面では維持型★★★が多く、仕上がりの粒は揃っているが、それゆえに指標なしでは絞り込む根拠が薄い混戦になっている。WHGR★★馬がいないレースで無理に本命を立てるより、次のレースで二軸揃いを狙う方が期待値は高い。
※ それでも参加する場合は、2番・10番・9番・6番を広めのワイドBOXで対応し、資金は最小限に抑えること。
注目馬メモ ── なぜ軸にならないか
2番 ピコシー(岩田康誠) ── 合算+60◎。維持型★★★で仕上がりは安定しているが、WHGR★★に届かずA止まり。前日坂路なしも若干の懸念。本レースの事実上の軸候補筆頭だが、単複で張るには指標の裏付けが不十分。
10番 リラゲイル(荻野極) ── 合算+60◎。ピコシーと同値・同パターンで完全並立。2頭の優劣がつかない時点でどちらを軸にすべきか判断できず、これ自体が信頼度低下のシグナル。
4番 ドゥマーヴェリック(坂井瑠星) ── 合算+160◎で本レース最高値タイ。しかし坂路データ完全なし。ウッドのみで仕上がりの全体像が見えない。WHGRが唯一の根拠となるが、★★未満では推奨1位にできない。
6番 タイヨウフレア(佐々木大) ── ウッド1F11.2秒は全馬最速。改善ルールにより末脚最速馬はB+以上で必ず拾う。ただしWHGR−80・坂路データなしで軸には置けない。穴候補として頭の隅に入れておく。
1番 パースウェイド(ルメール) ── ウッド3F47.7秒は明らかに重め残りで仕上がり不十分。騎手の格に惑わされてはいけない典型例。消し。
調教タイムデータはJRA-VAN Data Lab.より取得。
馬券購入を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いいたします。
White & Green Co., Ltd. / TigerProtocol WHGR System v2.1